うつ病でお悩みの方へ~私の経験

私の体験談をもとにチェックの方法、予防法、治療法、薬の種類、家族の心構えなど、お悩み解決のお手伝いをさせてください。

病気の種類 病状

抑うつ神経症とうつ病の違い

投稿日:2014年1月29日 更新日:


「抑うつ神経症」は、医学上「うつ病」とは区別されています。

基本的には、憂うつ、無関心、無気力、悲観などうつ病と同様の「抑うつ症状」が見られ、うつ病との明確な境界線は非常にわかりにくい、というのが実情なんです。

強いストレスから脳内物質セロトニンの機能低下が起こり、それが原因となって発病するうつ病との違いがあるとすれば、抑うつ神経症では、抑うつ症状を引き起こした「理由となる明確な出来事や環境」がある、ということです。

愛する人の死や、離婚・別居、仕事上の大きな失敗など、うつ病の危険因子とやや重なる部分もあるのですが、何か特定の〝出来事や環境〟が抑うつ症状の引き金になっていることが非常に多いのです。

脳内物質セロトニンの機能云々ではない、ということですね。

一生懸命頑張ってきたことや、大事にしてきたものが、何かをきっかけに壊れてしまって抑うつ状態を引き起こしたりします。
または、自分の抱える現実に対してストレスを処理しきれなくなり、もう限界になってしまったという危険信号でもあります。

うつ病に比べると、その抑うつ状態は比較的軽いのですが、それでも回復までに1~2年といった期間を要することもあるのです。

うつ病の治療だと、減少したセロトニンの働きを補う目的で、抗うつ薬が使われますが、抑うつ神経症の場合はむしろ、患者がおかれている環境から問題因子をなくすことが重要なので、薬だけではなくカウンセリングを利用したり生活環境を整えたりすることに注目しなければいけません。

ところが、先ほども言った通り、「うつ病」と「抑うつ神経症」との境界は医者から見ても本人から見ても極めて曖昧なため、同じ「うつ病」としてひとくくりにした治療が行われてしまうのが現状なんです。

このため、抑うつ神経症の患者の場合、ダラダラと症状が慢性化したり(長期化)、一旦治ったと思ってもまた再発したりということが起こってくるのです。

「ストレス過多が原因でセロトニンが減少するうつ病」と「原因となる出来事や環境が明確な抑うつ神経症」、自分の場合はどちらに当てはまるのか、そこを見極めるには、医者を頼るだけでは難しいというのが実際のところだと思います。


スポンサーリンク

 

-病気の種類, 病状
-,

執筆者:

関連記事

うつ病は遺伝するのか

自分のうつ病が子供にもうつりはしないか、血縁にうつ病の人がいるが自分も発症するのではないか、そんな心配事も出てくると思います。 特に子供を持つ親は、とても心配なことでしょう。最近は子供にもうつ病が見ら …

特徴的なうつ病の種類

仮面うつ病 抑うつ症状より先に、頭痛、からだの痛みやしびれ、めまいなどからだの症状があらわれるタイプです。仮面とは「からだの症状という “仮面”に隠れたうつ病」を意味します。決して、うつ病の患者さんが …

弱音を吐く夫へ、妻がすべき正しい対処法

旦那様に「会社行きたくな…」と弱音を吐かれたことはありませんか?仕事で辛いことがあったり、ストレスを感じたりもするでしょうから、愚痴をこぼしたく なるのもわかります。奥様も、家族のために頑張っているご …

当てはまったら気をつけて!「うつに陥りやすい性格」

眠れない、食欲がわかない、気分が落ち込む、何をしていても楽しくない……といったことを日々感じている人は、“うつ病”の可能性があるそうです。 病院でうつ病と診断されなくても、季節の変わり目、ホルモンバラ …

私の、うつ体験

このブログを始めるに当たり、最初に私の体験談からお話ししたいと思います。 私自身、うつとは、かれこれ15年ほどの付き合いになります。 最初の5年は、本当にしんどかった。。。 2回ほど自殺しかけましたが …

サイト内検索

スポンサーリンク
  1. 体験談
  2. 治療・対策
  3. 病気の種類
  4. 病状
  5. 自己チェック
  6. 薬について


TOP

This site is protected by wp-copyrightpro.com